赤星建築都市設計研究所は熊本を起点に住宅・店舗・リフォームから各種建築施設や街づくりまで広く設計デザインしています

熊 本 機 能 病 院
より快適で安心できるリラクゼーション空間の提供

この計画は、1981年の開院以来増改築を続けて来た熊本機能病院の建て替えで、 飛田バイパス沿いの地域交流館を併設する新館の増築です。

地域拠点となっている病院で、地域住民の皆さんから愛されている半公共的施設であり、 熊本地震の際も多くの地域の方々の避難所となりました。


その増築となる本計画は、来院される方々が、より快適で安心できるリラクゼーション空間を提供し、 各個人の健康をケアサポートできるこれからの病院を創ろうとしています。

新館の外観はよりシンプルにデザインしています。

新館西側の既存玄関を残しつつ東側にも玄関があるダブルフェースになっています。




また、西側には24時間外傷センター、救急総合診療センター受付を設けた救急車入口があります。






ロビー階 受付、待合
ロビー階の外来ゾーンでは、これまで複雑でわかりづらかった動線を100mのホスピタル・プロムナードで新館と結び、主導線として単純明確にしています。 ホスピタル・プロムナードから総合・各科受付待合、検査センターへの誘導サインと隣接する水源地:八景水谷の風景をアクセントカラーで表現し、各コーナー毎にわかりやすく演出しています。





2,3階病棟
病棟では、各サービスステーションを中心にトリコロールの3つの軸をつくり、病室へ導かれる。サービスステーション内には、ふれあいコーナーや機能訓練室などを併設しています。
病室は、個室的多床室としてひとベッドに窓がひとつづつ配置されるよう計画されており、各個人を大切に看護できる空間として、周辺環境を取り込んだ安らぎと癒しの空間をデザインしています。















建設地/熊本市北区山室6丁目8番1号
完成/2016年1月
構造規模/鉄筋コンクリート4階建
敷地面積=13,372.57u(4,045.2坪)
延床面積=12,602.04u(3,812.1坪)
1階= 2,947.77u( 891.7坪)
2階= 4,551.85u(1,376.9坪)
3階= 2,551.44u( 771.8坪)
4階= 2,518.32u( 761.7坪)
PH階=  32.66u( 9.8坪)




熊本、都市、建築、設計、店舗、住宅、リフォーム、環境、イタリア、デザイン、アイデア、ローコスト、ライフスタイル、機能循環、家族の成長、長生きする家、街づくり、快適